国際会議ICTSS2021 でM1原君が発表しました。

12/9 にオンラインで実施された国際会議International Conference on Technology and Social Science 2021 (ICTSS 2021)
にて、医理工連携の半側空間無視のVR評価システムの研究成果をM1原省吾君が英語で発表を行いました。

A Quantitative Evaluation Method of Unilateral Spatial Neglect Using a Head-mounted Display
Shogo Hara, Yasushi Yuminaka, and Naoki Wada

 

 

本発表に対し、後日、Best Student Presentation Awardが授与されました。おめでとうございます!

M2五木田君、MVL論文賞を受賞

 2021年1月8日にオンラインで開催された第34回多値論理とその応用研究会において、理工学府電子情報部門 弓仲研究室所属の五木田直樹君(修士2年)がMVL論文賞を受賞しました。受賞対象となった「HMDとハンドトラッキングデバイスを連携させたVR空間上指鼻試験・指追い試験評価システム」は、研究室の学生および本学医学系研究科脳神経内科学の佐藤正行医員、塚越設貴助教、池田佳生教授らとの共同研究をとりまとめたものです。

 これまで、小脳性運動失調の程度を評価するために、被験者の鼻と医師の指との往復運動が円滑にできるかを見る「指鼻試験」が広く用いられていますが、医師が主観的に判断している現状であり、失調度の簡便かつ定量的な測定法の確立が求められていました。これに対して本論文では、ヘッドマウントディスプレイの仮想現実(VR)空間上に、ハンドトラッキングデバイスで測定した患者の指の動きを表示させることで指鼻試験を定量的に評価すると共に、指の詳細な軌跡を可視化するシステムの提案を行いました。開発した医療・ヘルスケア支援システムの完成度・有効性、発表態度などが高く評価され、受賞に至りました。

 本テーマは、群馬大学レギュラトリーサイエンスプロジェクトおよびエレクトロメカニクス教育研究センターの研究成果であり、今後、臨床での検証、実際の医療ニーズのフィードバック等、医理工連携による研究のさらなる進展が期待されます。

開発したVR評価システムと表彰状

9月期卒業式

研究室 B4 原省吾君の9月期卒業式が執り行われました。

早期卒業と共に、GFL奨励賞も授与されました。
おめでとうございます!

第25回(2020年度)工学教育賞受賞

群馬大学大学教育・学生支援機構の松元宏行教授、大学院理工学府の天谷賢児教授、弓仲康史准教授が、「理工系初年次学生の就業力育成教育を通した科学技術人材育成に関する研究」で2020年度工学教育賞を受賞しました。

この賞は、公益社団法人日本工学教育協会が広く国内外の業績、論文、著作を対象に募集し、28の機関から申請があった中から選考委員会による審議の結果、10件が選考(含む文部科学大臣賞ならびに経済産業省産業技術環境局長賞)されたもので、2021年9月8日にオンラインで表彰式が行われました。

弓仲康史准教授が、IEEE Computer Society Technical Committee on Multiple-Valued Logicの委員長に選出されました。

弓仲康史准教授が、電気工学・電子工学分野の学会で世界で最も権威のある米国IEEE(アイ・トリプル・イー)のComputer Society Technical Committee on Multiple-Valued Logic (コンピュータソサイエティ多値論理技術委員会)のChair(委員長)に選出されました。コンピュータソサイエティ傘下の30のTechnical Committee唯一の日本人委員長となり、多値論理に関する国際的学術貢献が期待されます。
さらに、弓仲准教授は、IEEE主催の国際会議のプログラム委員長などを歴任した同学会・分野への貢献や顕著な功績が認められ、全会員の8%未満に与えられるGradeであるIEEE Senior Member(上級会員)に昇格しました。

IEEE Computer Society オフィス前にて、
右から2人目は当時のComputer Society President

IEEE Senior MemberのPlaque(楯)