こんにちは。学部4年の三枝(さえぐさ)です。
研究室見学では奥の方で回路研究の説明をしていました。
ここでは、研究室がありすぎてヒトツダケナンテエラベナイヨーという方へ向けて、個人的な研究室選択の指標を5つ紹介します。
1.やりたいこと
もっともらしい指標であり、かなりモチベにつながる指標です。
夢や憧れがあって、それに繋がる研究室がある!というのであれば真っ先に選ぶべきです。研究が直接やりたいことでなくとも、個人的な勉強や趣味とのリンクがある!両立ができる!という観点でも良いと思います。コアタイムとかもここに入ってくるかもです。
不安要素なく没頭できるのは研究生活においてかなりの強みです。少なくとも一年は身を置く環境なので、自分が最大限有効活用できる場所を選びましょう。
2.これまでの適性
なりゆきでここまで生きてきたし…←問題ありません
どんな些細なことでも、「これちょっといいかも」と思ったものは指標にできます。興味を持ったこと自体を適性と呼び、選択してしまいましょう。私は弓仲研究室でVRという最先端に惹かれながらも、適性を考えて回路を選択しました。高校・大学で電気・電子回路のテストが良かったことを、今も自分の適性と思い込んでいるからです。勉強にやたら時間がかかるのにです。この程度で大丈夫です。それと、反対にきついかも…という研究を知るのにも役に立ちます。
3.教授・先輩との相性
人間色々ですから、合う合わないは重要な指標です。
教授には講義でお世話になったことが多いと思います。「あの講義わかりやすかったな~」「あの教授は学生目線でも色々考えてくれてたな~」なんてあれば最高です。その教授の研究室を候補にしてしまいましょう。指標1,2と違って未知の分野かもしれません。でも大丈夫です。信頼できる人に師事すればすんなり受け入れられます。仲のいい塾の先生の話は素直に聞けるみたいなやつです。
似た話で、友人はバイト先の先輩と同じ研究室に行きました。いつでも何でも質問できるため異様に進捗が良いらしいです。
4.GPA
とはいえ、研究室はGPA順に決まる仕組みなのでここは嫌でも考えますよね。
ただ、指標としてのGPAは「似た雰囲気の人と過ごすため」と考えたいです。集団の中にいるなら人間関係は大切です。周囲の人と合わなくて研究室に行きづらい…は避けたいところ。
研究室配属はクラス替えみたいだなって思っています。せっかく新しい環境なら新しい友人も作りたいですよね。
私もGPAについては散々考えさせられましたが、結局話題の一つくらいに考えていいのかなと思います。その方が研究室選びも楽しいですし。
5.運命的な何か
ふざけたタイトルですが割とあてになります。テレビで見たことある研究内容だから・研究室見学で最初だったから・日当たりがよさそうだったから etc。
指標1~4で絞っていけば、最終的な候補になる研究室はどこに行っても後悔しないはずです。それでも、志望順位をつけるとなるとどうしても迷っちゃいますよね。そんなときに大切な指標がこれです。最終決定に勢いをつけましょう。
実際、私は悩みに悩んで研究室を2つまで絞った後、「見学の際、デスクに好きな作品のグッズが置いてあったから」という理由で最終的な決定を行いました。
…今回の見学時、小さいアクスタが気になってしょうがなかった。という方はいらっしゃいますか?
以上、私が研究室を決める時に考えていた指標でした。この他どんな理由でも「自分で考えて決めた」という事実だけあれば、どこでもいい時間を過ごせるはずです。
ではでは、参考になれば幸いです。