M1の研究生活について

皆さん、こんにちは!修士1年の青木です。
医学部の先生と共同で、VRを活用した研究を進めています。

ここでは、修士1年(M1)である私の研究室でのリアルな日々について紹介したいと思います。
私は自他共に認める社畜気質なので、皆さんの参考になるかは怪しいですが、「こんな人が弓仲研にはいるんだな~」と、一つの例として楽しんでいただければ幸いです!

弓仲研はコアタイムなしなので、日々のスケジュールはかなり自由度が高いのが魅力です。
私の場合は、予定がない限り、平日は毎日14時頃に登校し、21時過ぎに帰宅するというスタイルです。
私は朝にめちゃくちゃ弱い&通学時間が片道1時間越えのため、午前中は自宅で虚無タイムを過ごしてお昼ご飯を食べてから研究室に来ています。
研究室にいる時間は、もちろん研究活動が中心ですが、他にも就職活動や塾のアルバイトの資料作成などもしています。

私は自宅が遠いこともあり、平日に入れているアルバイトは週1回の桐生での塾講師のみです。
その代わり、休日の大半は自宅近くのドラックストアでいらっしゃいませをする日々です。
これを休日と呼んでいいのかは謎ですが、研究とは全く違う仕事も新しい発見があって面白いなと思います。

私個人の生活はご紹介した通りですが、弓仲研の面白いところは、私のようなスタイルばかりではないということです。 他にも午前中から研究室に来ている人もいれば、自宅で研究を進めている人もいます。
このように、自分のペースやライフスタイルに合わせて研究を進められるのは、弓仲研の大きな魅力だと思います!

少しでも気になった人はぜひ研究室に遊びに来てください!

研究テーマの話

こんにちは。修士1年の西窪です。
研究室選びの話は去年したので、今回は研究テーマ決めについて話そうかと思います。

弓仲研究室では研究テーマを自分で決めるため、自由度の高い研究を行うことができます。そのためなかなか研究テーマが決まらないということもあります。実際自分はかなり迷走しました。しかし、VRには興味があったためVRやUnityの勉強は継続して行っていました。そのおかげで研究テーマはかなり遅く決まりましたが、なんとか卒論を書き上げることができました。やはり興味があるというのは研究を行う上で大きなモチベーションになると思います。研究室選びは自分の興味のあることを考えるいい機会だと思うのでぜひ考えてみてください。

個人的な研究室選択の指標

こんにちは。学部4年の三枝(さえぐさ)です。
研究室見学では奥の方で回路研究の説明をしていました。
ここでは、研究室がありすぎてヒトツダケナンテエラベナイヨーという方へ向けて、個人的な研究室選択の指標を5つ紹介します。

1.やりたいこと
もっともらしい指標であり、かなりモチベにつながる指標です。
夢や憧れがあって、それに繋がる研究室がある!というのであれば真っ先に選ぶべきです。研究が直接やりたいことでなくとも、個人的な勉強や趣味とのリンクがある!両立ができる!という観点でも良いと思います。コアタイムとかもここに入ってくるかもです。
不安要素なく没頭できるのは研究生活においてかなりの強みです。少なくとも一年は身を置く環境なので、自分が最大限有効活用できる場所を選びましょう。

2.これまでの適性
なりゆきでここまで生きてきたし…←問題ありません
どんな些細なことでも、「これちょっといいかも」と思ったものは指標にできます。興味を持ったこと自体を適性と呼び、選択してしまいましょう。私は弓仲研究室でVRという最先端に惹かれながらも、適性を考えて回路を選択しました。高校・大学で電気・電子回路のテストが良かったことを、今も自分の適性と思い込んでいるからです。勉強にやたら時間がかかるのにです。この程度で大丈夫です。それと、反対にきついかも…という研究を知るのにも役に立ちます。

3.教授・先輩との相性
人間色々ですから、合う合わないは重要な指標です。
教授には講義でお世話になったことが多いと思います。「あの講義わかりやすかったな~」「あの教授は学生目線でも色々考えてくれてたな~」なんてあれば最高です。その教授の研究室を候補にしてしまいましょう。指標1,2と違って未知の分野かもしれません。でも大丈夫です。信頼できる人に師事すればすんなり受け入れられます。仲のいい塾の先生の話は素直に聞けるみたいなやつです。
似た話で、友人はバイト先の先輩と同じ研究室に行きました。いつでも何でも質問できるため異様に進捗が良いらしいです。

4.GPA
とはいえ、研究室はGPA順に決まる仕組みなのでここは嫌でも考えますよね。
ただ、指標としてのGPAは「似た雰囲気の人と過ごすため」と考えたいです。集団の中にいるなら人間関係は大切です。周囲の人と合わなくて研究室に行きづらい…は避けたいところ。
研究室配属はクラス替えみたいだなって思っています。せっかく新しい環境なら新しい友人も作りたいですよね。
私もGPAについては散々考えさせられましたが、結局話題の一つくらいに考えていいのかなと思います。その方が研究室選びも楽しいですし。

5.運命的な何か
ふざけたタイトルですが割とあてになります。テレビで見たことある研究内容だから・研究室見学で最初だったから・日当たりがよさそうだったから etc。
指標1~4で絞っていけば、最終的な候補になる研究室はどこに行っても後悔しないはずです。それでも、志望順位をつけるとなるとどうしても迷っちゃいますよね。そんなときに大切な指標がこれです。最終決定に勢いをつけましょう。
実際、私は悩みに悩んで研究室を2つまで絞った後、「見学の際、デスクに好きな作品のグッズが置いてあったから」という理由で最終的な決定を行いました。
…今回の見学時、小さいアクスタが気になってしょうがなかった。という方はいらっしゃいますか?

以上、私が研究室を決める時に考えていた指標でした。この他どんな理由でも「自分で考えて決めた」という事実だけあれば、どこでもいい時間を過ごせるはずです。
ではでは、参考になれば幸いです。

学部4年から見た研究室

研究室見学にお越しいただきありがとうございました!
VRの研究で視力検査のデモを行っていた学部4年の江原です。

私は学部で卒業するため、弓仲研は残り1年の学生生活の終の棲家です。そんな私からは学部4年から見た研究室の様子を紹介します。

所属後の第一印象は「マジで自由じゃん」でした。噂には聞いていたもののここまでとは…。もちろんゼミはありますし、テーマ決め、研究は私にとって困難の連続です。ですが、研究で分からないことや悩むことがあれば、弓仲先生や同分野の研究を行っている先輩に聞けば大体のことは解決します。すごい。そのため、興味ある分野を自分のものにしていきたいと思っている人にとってはとても良い環境です。また、同じ研究室内でVR、AI、回路といった様々なテーマを扱っているため、自分の専門外の分野について知れるというのも大きいです。100%理解できるわけではないですが。

そんな弓仲研ですが今の印象は「自由」から少し解像度が上がり、時間の使い方が委ねられている、という印象です。実際、弓仲研の研究の多くは研究室にいることが必須ではないため全員揃うことはゼミを除いてほぼありません。それでも研究室として動いています。

そんなこんなで私から見た弓仲研の紹介でした。少しでも新たな視点を届けられたら幸いです。