B3に向けて

B3向けの研究室日記も私で最後になります。

皆さん研究室の希望はすでに出し、どこの研究室に配属されるか気になっていることと思います。

風のうわさでは、今年はB3を6,7人迎え入れるとのことで来年は弓仲研がより賑やかになることと思います。

そして、今年度卒業される先輩と同期の人数は合わせてなんと3人!3人しか卒業しないのに、配属される人数はその倍!

研究室のデスクや定例ゼミの時間などかなりかつかつになりそう…でもまあ、その分料理部や飲み会とかパーティがかなり盛り上がりそうだけど…

とにもかくにも配属された際にはよろしくお願いいたします。研究内容も回路班,AI,VR・AR、そして今年からロボット関連の研究もできるとか…

かなりマルチなジャンルの研究ができるので弓仲研にきて絶対に損はありません。

では弓仲研究室一同、心からお待ちしております。(・´з`・)

以上

研究室選びをする学生に向けて(B4:渡邊)

研究室選びも最終週になりましたね。

多くの方は既にリストを作り終えているかもしれませんが、弓仲研B4の渡邊から、研究室を選ぶB3の皆様に就職に関して役に立ちそうなお話を少しばかりさせていただきます。

就職先

三菱電機やNTTなど、一度は聞いたことのある企業が数多く挙げられます。

半導体・通信などのハードウェアに関係する研究と、IT、情報処理のソフトウェア側の研究双方を行っているため、就職先も多種多様になります。

かくいう私はB4で卒業し国家公務員一般職技術系として、春からは総務省に勤める予定です。

一般企業も併願してきたので、短い期間ですが就職についての質問にもお答えできると思います。

就活と卒研の時期

就活が本格化するのは春頃かと思いますが、そのころのB4ゼミはまだお勉強が中心になります。

卒研が本格化するのは夏休み頃からですが、もちろん手を付けるのは早いに越したことはないです。

私は8月末までかかったので今大変なことになっています。

院進して時間に余裕があるようなら、M1の夏インターンには行くとよいでしょう。

基本的に就活からは逃れられないので、準備は早くからすることをお勧めします。本当に。

皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

渡邊

鍋!!!

つい先日、研究室内で夜に鍋を作りました。味噌鍋で特に鮭がおいしかったです。同時にタコ焼きも作ったのですが分量を間違い、最後の方では大量のキャベツとネギを含んだものが出来上がりました。

昼のものとは一味違った雰囲気の中、先輩方や同期と談笑しながらの食事。最高でした。食後は多少パーティーゲームも行い、そろそろ冬になるこの時期に温かい人たちとの温かい食事で心身が温かくなった夜でした。

加藤

この研究室の良いところ

B4の高健智です。

僕は高速信号伝送という研究テーマで研究をしています。

僕が研究室に入った段階では特にやりたいことが決まってなかったですが、このテーマをやり始めてから沢山の考え方を学べたので、研究に関する勉強は研究室に入った後からでも十分です。

信号を高速で送ると伝送路の特性上信号が劣化してしまいますが、その劣化を補正するような回路の研究をしています。信号伝送の判定方法として、下図のようなアイパターンを用いて信号が正しくおくられているかどうかの判定をしています。うまく劣化を補正する回路が作れて、アイが開いたデータを取れた瞬間がすごく嬉しいです。

ここの研究室では各個人が好きなテーマを選んで研究をしているので、研究テーマの幅がとても広いところが大きなメリットです。

僕がこの研究室を選んだ理由としては自分の好きな時間に来て研究を進めることができる点です。僕の場合は家から大学が遠くて片道3時間かかりますが、それでも自分のペースで研究ができているのは自由な時間の使い方で研究できるという利点からだと思います。

先生もすごく面倒見がいいので、学生の話をよく聞いてくれる点や、学生の要望のなるべくを叶えさせてくれる点がとてもいいです。

B4の研究活動について

B4の星野です。

当研究室に興味を持つB3の皆様に、今年のB4の研究活動のスケジュールについてご説明します。

 

4月~6月

回路シミュレーションやプログラミングの研修があります。

B4のメンバーで協力して課題に取り組み、ゼミで発表します。

基礎的なことから進めていくため、研究、発表に自信がない方でも徐々に慣れていくことができます。

 

6月~夏休み前

研究テーマの方向性(回路系、VR系、AI系など)を決め、それらについて勉強します。

 

夏休み後~

本格的に研究を進めます。

進捗報告として、毎週スライドを作り、弓仲先生に報告したり、全体で発表したりします。

 

……………………….

このような感じで研究が進んでいきます。

 

研究室選びのご参考になれば幸いです。

B4の研究生活

3年生の皆さんは研究室選びは終わりましたでしょうか?
弓仲研究室を既に選んだ方も、まだの方も、この記事を読んで来年の研究生活のイメージを作ってもらえれば、と思います。
今年4月に研究室に正式に所属した、とあるB4の半年と少し経過した時点での入る前後のギャップについてお伝えします。

入る前は、研究といえば
・毎日研究室にずっといて研究しなければならない
・研究室に所属したらすぐに研究テーマを決めなければならない
等の研究に対して厳し目のイメージを持っている人は多いと思います。私も研究室見学を終えた後でも、「内容は面白そうだけど、研究室生活が大変そう」というイメージを持っていました。

実際は4月からいきなりテーマを決めて研究していくわけではなく、まずは基礎的な電子回路のことをスライドにまとめて発表練習をしていきます。
今年はMOSトランジスタやフィルタ(ローパスフィルタなど)についての発表をしたのち、M5Stackという画面つきマイコンを使用して各々プログラムを作成しました。
この後は、各自のテーマを決めて基礎的なことから自分なりに研究を進めていきます。

研究室での生活は研究室見学の際に「この研究室は自由」とお伝えしましたが、いつ来ていつ帰っても大丈夫です。
私の場合、昼過ぎに来て夕方頃に帰ることが多く、作業の進みが遅いがために結果的に週末を除きほとんど毎日来ていますが、必ずしも毎日来る必要はないです(あまりに来ないと心配されますが)。
こんな感じで、まずは研究というものに慣れつつ自分のペースで進めていきます。

皆さんのご参考になれば幸いです。

安達

研究室の雰囲気

研究室見学後の片付け・ティータイムの様子をお届け!
皆せっせと掃除機をかけたり,機材を片づけたり…

片付けの後は,時間がある人で集まってお茶をしながらUNOをやりました◎
公式ルールに則って,カードを引いたら次の人のターンになる…というルールに皆困惑気味でプレイしました笑
研究もしつつ,残りも皆で楽しくやりましょう!M2 たかぎ

新VR機材導入-MetaQuest3-

今回は新しく導入された研究機材について紹介いたします!


皆さんこんにちは!M1の阿部峰之です。
B3の皆さん、先日は研究室紹介に来てくださりありがとうございました!
研究室紹介の中で、私たちの研究室の様々な研究機材をご覧になったと思うのですが、気になる機材はございましたか?
まだ、どんな研究をしたいのか悩んでいる中で「是非この機材を使って研究したい!」と考えるのは難しいと思いますが、少しでも面白そうと興味を持っていただき、自身の研究をイメージする手助けとなってもらえたら幸いです。
そこで、今回は研究室紹介では時間が足りず、少ししか説明できなかった研究室のVRをもう少しだけ、紹介いたします。

まず、そもそもVRではどんな研究ができるのかという話ですが、近年は装着者の動きを正確にデータ化するトラッキング技術が発展しています。
例として、被験者が「指先で星を描いたこと」をカメラで1辺が何センチの大きさで星が描かれたのか、またその星は周囲の地面からどのくらいの高さと角度で描かれたのかを測定できてしまうほどです。
今はこの技術のほとんどは娯楽のゲームとして、利用されていますが、本研究室では医療や福祉の応用として、リハビリテーションなどの訓練や運動測定する検査にも利用できるよう研究を行っています。

左:今までのVR機器 MetaQuest2 右:新VR機器 MetaQuest3

 ゲームにPS5や任天堂スイッチがあるように、MetaQuest2やVIVE Pro等、VRにも様々な機種あります。研究室紹介で体験にいただきましたVRですが、先月発売されたばかりのMetaQuest3です。
発売当日から機材としてMetaQuest3を導入いただき、小型でPC接続不要であるにも関わらず、ゴーグルを被っていても周囲をそのままリアルタイム見渡すことができる高解像度なパススルー機能に圧巻しました。
この高解像度なパススルーは今までは高額でPC接続必要とするVR機材でないとできないことです。
これまで使用していたMetaQuest2では医学検査被験者の方は周囲が見えず周りに気を使いながらの検査となっていたのですが、この機能で安心な検査のシステムを作れそうです。

VR内の画面の画像 VRを装着したままPCのプログラムを動かすこともできそう

 それ以外にも実際の空間にあたかも物が存在するよう見せる技術である複合現実、MRとしてさまざまな訓練システムも作ることができると考えられます。

 今回、研究室に導入された新しいVR機材について紹介いたしました。本研究室では充実した機材を用いて、先端技術に関わった研究ができることをお伝え出来たらと思います。

M1 阿部峰之

「NexTech Week 2023秋」を見学しました!

こんにちは。M1の阿部君城です。
先週の2023年10月27日に、M1の阿部2人で「NexTech Week 2023秋」を見学しに行きました。

会場は幕張メッセとなっており、参加費は無料、交通費は研究室の方で出してもらえました。

私は主にAIに関するものを中心にブースをまわりましたが、「ChatGPT」という生成AIを利用したシステムが非常に多かった印象です。普段から耳にするChatGPTですが、これがAI業界におけるターニングポイントだったということを改めて実感しました。

「今後の会社の業績をAIで予想」や「AI人材の育成」など、主に法人向けの内容でしたが、私としては、「パワーポイントファイルをファイルごとではなくスライドごとにタグ付けし、整理する」というサービスが気になりました。
これは、ChatGPTを利用してスライド内の文字を取り込むことでスライドごとにタグ付けと整理をするものらしいです。私も研修室内で過去の先輩のスライドを参考にすることがあるので、自分が探している分野に関連した資料がスライド単位で探しやすくなることは便利だと思いました。

他に、「画像のアノテーションを一般の方にやってもらうサービス」というものも気になりました。
AIが画像を学習するには、学習する画像に予め正解を付与する「アノテーション」が必要となります。このサービスでは、企業がアノテーションを不特定多数の一般の方に委託できるというサービスになっており、企業はお金をかけて委託、一般の方はショッピングサイトのポイントがもらえるというサービス形態になっていました。
アノテーションは数が多く時間のかかる作業ですが、それを一般の方の副業にするようなサービスが登場していることに驚きました。

このような企業がAIを導入しやすくするようなサービスも多くなっている印象があり、これからも益々AIの導入が進んでいくのはないかと思います。
AIについて研究する身として、このような市場の流れを把握できる展示会は非常に参考となりました。研究室では、このようなイベントへ参加できる機会もありますので、この点についても研究室選びの参考にしていただけたらなと思います。

M1 阿部君城

研究室定例ゼミ

研究室の定例ゼミは全員参加で各自の進捗を発表します。本日は学生12名フル参加で、午前中いっぱい、充実した議論を行うことが出来ました。

毎週の発表は大変ですが、人前で発表する度胸と、わかりやすく研究成果をまとめる訓練となりますので、みなさん、がんばりましょう!